中小企業診断士2次試験 事例Ⅲ(生産・技術)攻略法 その3

中小企業診断士

残りの定番テーマであるIT化及び頻出項目についてです。

IT化

定番切り口のDRINK

Dデータベース
Rリアルタイム
I一元管理
Nネットワーク
K共有化
K効果(IT化による効果を書く事)

DRINKの切り口を元に自分の定型的な回答文を作っておけば、本番の限られた時間で解答が作りやすくなります。

回答定型文(例)

・〇〇情報(データ)をデータベース化して一元管理をおこない、営業部門と製造部門で共有化することで△△(効果)を図る。

データベースに生産進捗状況をリアルタイムで更新、全社で共有し、営業部門が参照可能にすることで〇〇(効果)を図る。

・本社・工場間をネットワークで結び、本社でデータの一元管理をおこなう。これにより本社・工場がリアルタイム情報共有を行い受注や生産を効率化(効果)する。

今後、IT化はトレンドに合わせて変化指定かもしれませんが、まずは基本を抑えてしっかり重要なキーワードと解決方向性を助言できれば良いと考えます。

頻出問題に関して

下記は事例Ⅲの頻出問題に関することを簡単に記載します。

見込み生産と受注生産

見込生産:ネックは在庫コスト → 需要予測と在庫管理の強化
受注生産:ネックは生産リードタイム → 標準化、OJT、外段取り・シングル段取り化

発注方式

定期発注方式:適正在庫を維持可能、人手と手間が掛かる。
定量発注方式:人手と手間が抑えられる、欠品過剰在庫のリスクが高い。

鉄板の回答流れ

・最終問題の生産戦略は「強みを活かして(または弱みを克服し)機会を追求、企業成長の実現」
・生産性向上/生産効率化の施策
 →設計や作業の標準化、マニュアル化→OJT教育、DB化による一元管理→情報共有
・データを活かした業務効率化
 CAD/CAM化→設計・製造部門データ共有やデータ再利用で(類似図面の作成短縮など)業務効率化やミス防止による業務品質向上→ノウハウ蓄積し業務用から家庭用製品への展開

以上が事例Ⅲの対策です。
何度も過去問を解いて、ご自身の思考を文章化(ファイナルペーパーを作る)するとすっきり整理できます。頑張ってください。

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