私のような雇われ社長、転職組にとっては過去の経験を経歴書に記載する事は出来ますが、採用者側にとってみれば経営能力が十分にあるか知りたい所です。
企業経営は多岐に渡る知識を必要としますが、中小企業診断士の資格で少なくとも経営知識が有ることを客観的に証明することが出来ます。
経営に関する体系的なアプローチとフレームワークの獲得
雇われ社長のようなポジションは割と高い年齢の方が多く、自らの経験に基づいて経営されている方がいます。
ただ、自らの成功経験に依存し体系的な経営知識がないため、柔軟性がなく自分がいる期間は何とか数字を出すと言う考えを持っている方が少なからずいます。
私のように企業再生をメインのテーマで取り組んでいる者としては、たしかに短期的には収益性改善が必須の為直ぐに効果の出る対策をおこないますが、長期的に持続的な成長が出来る組織、会社に再生する必要があり、企業の状況、ステージ毎に経営手法を変える必要があります。
適切な経営手法の選択は経験もそうですが、中小企業診断士になってから体系的な学習を通じた知識獲得がかなり大きいです。
自分の業務経験を体系化・ツール化できる。
専門性を追求できる。
あなたが担当している職務はどのような企業でも価値あるものでしょうか?
明日、突然他企業に放り出されても即戦力で働けますか?
中小企業診断士で企業経営・運営の手法を体系的に学んでいるなら、自分の業務に関しても体系的にツール化できる能力を既に獲得しており、私は自分のツールを常にアップデートし、専門性を高めるようにしています。
雇われ社長といえど従業員、その家族を養う責任があり、常に生涯勉強し続けます。
診断士協会への参加により、多くの先輩診断士との交流が可能となり、これがモチベーションアップに寄与します。これは物凄く大きな価値ですね。
診断士ネットワークや協会主催の研究会や塾に参加することで、更なる学びの機会を得ることができます。
以上が私が中小企業診断士になって良かったなと実感したことです。
もしこの資格に興味があれば是非Youtubeなどで調べてみてはいかがでしょうか?
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