初投稿と自己紹介

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自己紹介

はじめまして、40代後半のコアラスキーです。
まだブログ機能全く理解していない為、読みにくいかもしれません。
まず初めに、私のキャリアについて簡単に自己紹介します。


1.迷走したキャリア
・就職氷河期のため、理工学系大学院へ進学。教授推薦で中堅企業へ就職もすぐに他企業との合弁会社へ出向。
・大手総合商社へ転職。
・製造業へ転職し、海外駐在し新市場展開、海外子会社2社社長を経験。
・欧州外資企業へ転職し、日本に帰国して中小企業診断士の資格を取得。
・日系企業へ転職、現在は海外子会社の雇われ社長として従事
これだけ見てもわかる通り、私は転職回数が多く、15年以上も日本を離れて仕事をしてきました。
自分で言うのもなんですが、所属企業が好きで事業が成長することが、私の夢と同じような感覚で仕事をしてきました。帰属意識が非常に高く会社にとって都合の良い人材だったんでしょうね。

2.キャリア転機について
そんな中、私が働いていた企業が不祥事を起こし、会社トップや私の上司の考え方が突然変化しました。特に衝撃的だったのは、本社の役員が従業員を奴隷のように扱い始めたことです。
企業不祥事で企業文化や風土を変えなければならないのにお友達人事でパワハラで有名な役員を社長にしたことに失望したのを覚えています。
若手の離職や過労による中堅社員の倒れる例が相次ぎ、私自身も海外に長く本社の役員に顔を覚えられる機会も少ないため本社の不祥事対策室(いわゆるクレーム係)に間もなく異動と言った噂が絶えず、この企業で働く意味があるのか真剣に悩みました。
その中でコロナ禍が起き、不祥事対策室移動はなくなったのですが、海外で束縛される時間が増えたため、自分自身の価値を見直し次の10年を見据えたキャリア戦略を再考することにしました。

3.自分自身の棚卸(無形資産)
私は前述のとおり欧州等含め3か国で勤務しグローバル環境で多国籍人材との業務経験を積みました。
子会社の社長経験を通じて意思決定力や経営力を培いつつ、中小企業診断士としての体系的な経営知識と実際の経営経験を保有、3社の企業再生経験は大きな価値になるかなと考えています。
よって、私は海外事業運営と企業再生の経験と知識をさらに蓄積し、将来的には企業に依存しないキャリア形成を選択できるかな考えています。
一方で、人脈形成が圧倒的に不足しているという非常に大きな弱点もあります。これは次の10年の課題です。

正直なところ世の中には素晴らしい学歴、MBA取得、優れた知力を持つ方々が大手コンサルや投資銀行で働き、その華麗なキャリアを持って企業役員への転職を果たしています。
そんな方々と競っても勝負にならないし、勝負する気もおきませんが、何か一つ自分自身の強みがあり、それに需要があるのであれば、最低限家族を養っていくことは出来なのかなと考えています。
私自身、苦労した経験は数多くありますが、今となってはそれが貴重な無形資産です。

4.これからの働き方について
将来の個人的な雇用環境予測ですが、従来の終身雇用形態を継続する企業はあると思いますが、一方で賃金については年齢連動型のものはほぼなくなると考えています。
(私の場合、ジョブ型の人事制度が基盤の海外企業を経営してきたため、Job Descriptionがない従業員や幹部と仕事をするのは難しいかもしれません。)

キャリア戦略を自分で作る

雇用含め社会システムと言う外部環境変化に対して主体的に自らアクションする事の大切さ

ミドル・シニア世代の人材は高い報酬を得るためには、今後ますます自身の能力と価値を高め成果を上げれる人材、市場が求める人材になる必要があります。
私含め就職氷河期の人達は損をしてきましたが、この転換期でどう自分自身の生き方を変えれるかが大きなポイントになるかと思います。


定年退職後の再雇用については、定年前の給与額から大幅に減額になるとよく言われますが、一方で日本は今後インフレや社会保障費の増加などによる生活コストの上昇など外部環境が変化しています。
労働者不足の問題も確かに存在しますが、同じ企業でルール、上司に従ってただ言われた業務をこなし、上には何も意見しないシニア人材を価値ある労働力として見なし高い給与を与える企業が沢山あると言う楽観的な考えは自分では持てませんでした。

同じミドル世代の方々には、自身のキャリアを整理、棚卸し、今後の方向性について考えてみることをお勧めします。会社の経営陣は事業が傾くと従業員の事なんて何も考えないですよ?所詮サラリーマン社長ですから。

現在、世界は大きく変化していますが、主体的に考え、行動を変えることで楽しみながら仕事をすることは出来ます。一緒に頑張りましょう。

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